◆筋疲労による肩こりのメカニズム◆

持続的な筋肉の緊張(長時間の同じ姿勢)により筋肉が疲労

筋緊張による血管の圧迫

血行不良

筋肉への酸素供給(血液)不足により、ブドウ糖の不完全燃焼

ブドウ糖の不完全燃焼により老廃物が発生

老廃物が筋中に溜まり神経を刺激して肩こりを起こす

肩こりの刺激が脳に伝達される

脊髄や脳幹で反射的に筋肉を緊張させる

(悪循環を繰り返す)

こりの性質 随伴症状
軽度 肩の表面の筋肉がパンパンに凝っているタイプの人(押すと痛いことが多い) 頭が重い、または締めつけられるような頭痛、精神的緊張感が強い、不眠、風邪気味
中度 肩の深い所の筋肉がコリコリと凝っているタイプの人 眼精疲労、頭痛
高度 肩から背中の筋肉全体が硬くコチコチに芯(しん)が凝って、肩から背中が板状に面(めん)で凝っているタイプの人(かなり強く押しても平気なことが多い) イライラする。脇腹が張る、口が苦い、月経前に体調を崩す、のどが渇きやすく、冷たいものを好む。暑がり。
重度 肩の真上の筋肉はタブタブとした弛緩した筋肉であるために、一見凝っていない様に感じる肩こりですが、実は、筋肉に緊張、凝る力が無い状態の肩こりのタイプのケースです。
肩から首、背中の筋肉が異常に弛緩(タブタブとして弾力性のない状態で、首や背中を支える筋力が低下して、弛緩状態の肩こり)
倦怠感が強い。冷え性、顔色が青白い、腰が重い、

この様に、一口で肩こりと言っても肩こりには、肩の表面のこりのケース、肩の深い所のこりのケース、肩・背中全体のこりのケース、肩・首・背中の筋力の異常低下による肩こりのケースがあります。

個人の体質や生活習慣により、コリも違ってくるため一概に上記の分類に当てはまらない場合もありますが、概ね上記の4種類に分別されます。
治療法もそれぞれに合わせて変わってきます。簡単には「軽度」のこりは冷房などで冷えた場合、風邪の初期など、体の表面での循環不全なのであまり強くは揉めませんし、鍼も1〜2o程度のごく浅い刺入になります。